Basic Knowledge
「都市ガス」と「LPガス」の違いをご存知ですか？
原料や熱量、災害時の復旧スピードなど、それぞれに特徴があります。
都市ガス使用量＝LPガス使用量 × 2.18
都市ガスは、メタンを主な成分に持つ天然ガス。熱量は11,000kcal/1㎥。
空気より軽く道路下のガス導管を通じて供給されます。
LPガスは、プロパン・ブタンを主成分に持つ液化石油ガス。熱量は24,000kcal/1㎥。
空気より重くLPガスが入ったボンベを配送設置し、ボンベを通じて供給されています。
都市ガスとLPガスでは熱量が異なるので、料金の比較をするためには熱量の換算が必要です。
ガスメーターは「ガスの使用量を計測」と「お客様の安全を守る」ことが大切な役割。
使用状況の異常や地震の揺れを察知すると自動的に停止するといった安全にお使いいただくための機能が付いています。
ガスメーターはこんな時にガスを止めます
ガスが大量に流れた時
ガス栓の誤開放やゴムホース抜けなどでガスが大量に流れた場合。
ガスを長時間使用した時
ガス器具の消し忘れなどで一定のガス流量を連続して長時間使用し続けた場合。
地震を感知した時
ガス使用中に震度5相当以上の地震を感知した場合。
ガスを使おうと思ったら止まっていた…。そんな時の復帰操作についてご紹介します。
予め知っておけば、急にガスが使えなくなった時でも慌てずに対応することができます。
ガス栓・器具栓を全て閉めてください
ガス栓・器具栓を全て閉めてください。ガスくさいときやガス漏れ警報器が鳴ったときは、窓やドアを開けて十分に換気を行い、ガスを追い出してください。このとき、換気扇・コンセントの差込み・スイッチには触れないでください。
ガスメーターの遮断弁開スイッチを押してください
ガスメーター前面左側の遮断弁開スイッチ（黒い部分）を押してください。
赤いランプの点灯を確認したら、手を離して1～2分間お待ちください。
ガスメーター前面の液晶の「ガス止」の表示が消えて、セキュリティ表示部分と赤いランプが点滅します。
ガスメーターがガスの安全を確認すると、セキュリティ部分と赤いランプの点滅が消え、ガスが使用できるようになります。
- ※押し続けたり、なんども押したりしないでください。
- ※上記の操作を行っても復帰しない場合は当社へご連絡ください。